2.27.2009

「ウォッチメン」特集サイトをオープンしました!

こんにちは!海外コミックサイト「PlanetComics.jp」です。
このたび映画「ウォッチメン」公開と、日本語版コミックの新装版発売を記念して、緊急企画!出張版「ウォッチメン」サイトを立ち上げることになりました。
映画情報、関連グッズのご紹介など、「ウォッチメン」に関する記事をどんどんアップしていきます!

しかし!このサイトのメインコンテンツは何といっても「原作コミック徹底解説」です。

「ウォッチメン」日本語版コミックは以前、1998年にメディアワークス(現アスキー・メディアワークス)から一度出版されています。
今回出版される小学館集英社プロダクション版は、一応、この本の大幅改訂・新版・新装版なわけですが、実は、メディアワークス版についていた巻末解説が収録されていません。
原書が新版で出版された時に書き下ろされた、作者アラン・ムーアによる解説など新しい巻末付録などが付き、さらに豪華にはなっているのですが……

しかし「ウォッチメン」は情報量が異常なまでに多いことで知られているコミックです。
キャラクターや時代背景などの練りこまれた設定もそうなのですが、一コマ一コマにも、あらゆる情報が細密な絵によって書き込まれているのです。
この情報の海とも言える「ウォッチメン」作品世界にダイブすることこそが、この稀有なコミックを最も楽しむ方法なのです。

もちろん編集サイドでは、今回も巻末解説を付ける……と、いうお話でした。
しかし、原書を出版しているDCコミックスに許諾を求めたところ、作者のアラン・ムーアの意向としては、世界のどこで発売されるバージョンに関しても、一切、原書に変更を加えてほしくないということだったのです。
このため、日本の読者向けのオリジナル解説を付けることはできなくなりました。

しかし考えてみると、新しい版の発売で新しい読者が増えるはずなのに、解説がないというのは、どうも何とも残念としか言いようがありません。
せっかくの新装版、自分でも大いに楽しみたいし、沢山の人に楽しんでほしいわけです。

ファンとして何かできないか、いろいろ考えた結果、こうしてウェブサイトで自発的に解説を掲載することになりました。

解説は、コミックの翻訳(共訳)・編集を手がけ、もちろんメディアワークス版巻末解説も執筆した石川裕人さんが担当します!
この解説は、メディアワークス版再録というより、新しい時勢と情報に基づき、大幅増補しています。
アラン・ムーアの解説ページの解説まで書かれる予定です。

各ページ、各コマに対する徹底解説です。
ページ数とコマ数は、もちろん、小学館集英社プロダクション版コミックに準じています。
コミックを片手に、お読みください。

解説は大量に執筆されておりますので、少しずつアップしていきます。
これがファンのみなさん(もちろん、私たちも含めて)が、20世紀アメコミの金字塔「ウォッチメン」を楽しむ一助となれればと思います。どうぞお楽しみに。

※ちなみに、このサイトデザインは、米パラマウントの映画キャンペーンサイトI Watch the Watchmenのブログパーツを利用させていただきました。ちょっと読みにくいかもしれませんが、作品世界に雰囲気から入っていただきたいということで…。
文章量も多くなりますので、テキストファイルに保存して読むことをお勧めします(言うまでもないことですが、各著作者さまに迷惑かからぬよう、保存した文章は私的利用のみでお願いいたします)。

映画ビジュアルブック「ウォッチメン Official Film Guide」

2月27日 発売!

ウォッチメン Official Film Guide





映像の魔術師ザック・スナイダーが、映像化は不可能と言われた歴史的名作に挑む!2009年3月28日公開映画「ウォッチメン」のオフィシャル・メイキング・ガイド!!

これまで幾度となく映画化が取り沙汰されたものの、内容の難解さゆえに製作を断念されてきたアメリカン・コミックスの最高傑作「ウォッチメン」。映像化は不可能と言われたその作品を、映画「300スリーハンドレッド」で一躍世界にその名を轟かせた映像の魔術師ザック・スナイダーがついに映画化! 本書は、キャスティングから特殊撮影、小道具に至るまで、細部にわたる監督のこだわりが垣間見ることができる映画メイキング・ブックです。豊富なビジュアルとともに、映画製作の舞台裏に迫ります!

■プレゼントキャンペーン実施決定
激レア!「ウォッチメン」グッズ・セットを抽選で5名様にプレゼント!!
プレゼント賞品は、パーカー、時計、キーチェーン、サングラスの4点セット。すべて非売品となります。
本書封入の応募ハガキに必要事項をご記入のうえ、ふるってご応募ください。

※応募〆切:4月30日 当日消印有効
※詳しい応募方法は、本書封入の応募ハガキをご覧ください。
※本キャンペーンは、小学館集英社プロダクションによるものです。本キャンペーンに関するお問合せは、小学館集英社プロダクションまでお願い申し上げます。当サイトでは一切お答えできませんので、ご了承ください。


【著者】ピーター・アペロー
【翻訳】富原まさ江
【ページ数/色数】176ページ、本文4C
【定価】 2,940円(税込)
【発売予定日】2009年2月28日
【発売元】小学館集英社プロダクション

WATCHMEN and all related characters and elements are trademarks of DC Comics © 2008. All Rights Reserved.

2.05.2009

日本語版コミック 「ウォッチメン」 

2月27日 発売!

「ウォッチメン」日本語版




Amazon.co.jp「なか見!検索」にて4月22日まで、第一章全ページプレビュー公開中!


Who watches the watchmen?(誰が見張りを見張るのか?)

SF文学の最高峰ヒューゴー賞をコミックとして唯一受賞し、
タイム誌の長編小説ベスト100にも選ばれた、グラフィック・ノベルの最高傑作!
アメリカン・コミックスがたどり着いた頂点がここにある――。2009年3月公開映画原作。

【あらすじ】
1985年、核戦争の危機が目前に迫る東西冷戦下のアメリカで、ある日、ひとりのニューヨーク市民が殺害される。政府により禁止されたヒーロー活動を続けていたロールシャッハは、独自の調査で、殺害されたのが、かつての仲間コメディアンであることを突き止める。これはヒーロー抹殺計画の第一段階なのか? 事件を追ううちに、ヒーローたちはそれぞれの心の闇に直面し、やがて世界を根底から覆す巨大な陰謀に巻き込まれていく……。

・48ページにわたる豪華資料(アラン・ムーア、デイブ・ギボンズによる寄稿、キャラクター設定資料、コンセプトアート、アラン・ムーアの原作原稿、パイロット版)を収録。
・全ページ再カラーリングによる完全改訂版。


【著者】アラン・ムーア(作)/デイブ・ギボンズ(画)
【訳】石川裕人、秋友克也、沖恭一郎、海法紀光
【仕様】B5変型、並製、カバーなし、スリーブケース入り
【ページ数/色数】464ページ、本文4C
【定価】3,570円(税込)
【発売予定日】2009年2月27日
【発売元】小学館集英社プロダクション

WATCHMEN and all related characters and elements are trademarks of DC Comics © 2008. All Rights Reserved.

2.04.2009

予告編

【予告編】


2.02.2009

ウォッチメン ウィジット



アメリカのキャンペーンサイトI watch the Watchmenで配布しているブログパーツです。公開日までのカウントダウンがドゥームズデイ・クロックになっているのがミソです。日本の公開日はもう少し後ですが。